ニッチもサッチも～♪

「どーうにも・・・」と続けた方。
若くないでしょう(おい)ちなみに同居人は、WAO！♪まで言ってくれました。

さてさて、本日の写真は、初花さんの仔ワン時代の「しょっぱい思い出編」です。



まだ歩みに力強さも見えぬ生後3ヶ月頃。
新しい家にも何となく慣れて、好奇心の赴くまま初花さんは廊下へ探検に出ました。
広い廊下(この頃はまだ広かったはず）をおっかなびっくり隅によって歩いていくと、
目の前に、くぐるには低いが、前足は乗せれそうな段が現れました。
(たぶん)何も考えず、うっかり前足を両方ともかけた後
初花さんは大変な事に気が付きました、
そう己の置かれた状態。
前にも後ろにも進めなーい!?


（超お間抜け）

そう、吹き抜けの階段の一段目に前足をのせてしまったのです。
前足をかける事は出来たものの、後ろ足を段にかけるには
背も足らず、前足の力も無い。
左側に引越し時に使ったダンボールが邪魔して、振り向く幅も無い。
自力でどうにかする事が出来なくなってしまいました。

ピンチです！生後三ヶ月にして究極のピンチに見回られた初花さんの取った行動は、

か細い声で「鳴く」ソレしか出来ません。（当然です）


しかし、ソレまで、初花の鳴き声をろくに聞いた事の無かった保護者は、
その声が初花のものだと気が付くのにかなりの時間が掛かったそうです。
ようやく、気が付いてやってきたその時の保護者(同居人・ウサギのるーなさんの飼い主）の取った行動は、
「あら～そうなの～、困ったわね～」と言いながら手は貸さず観察放置。
写真つき携帯を部屋に取りに帰り(その間もその状態で放置）
「はーいコッチ見て～、そう、その顔良いね～」と言いながら
写真を撮って、友人に写メっられている、その間20分以上マジ放置をくらったそうです。

それ以来、半年ほど自ら階段には近づかず、未だに階段の裏へは行かない、
独りでは階段を降りれないワンが出来上がりましたとさ。
めでたしめでたし。