吉野の花見＝後編＝

吉野の長いさんぽ編最終話です。
今思えばコレが春に家族で出かけた最後になるとは･･･と遠い目をしてしまう本日の記事です(不吉な言い方すんな誤解されるだろうがっ）


さてこの日を思い返すと思い出されるのはうららかな陽気
天道虫もサンバを踊る位、心地よい風が吹く４月の吉野山



地面をこんなにも近く感じるのは、一体いつぶりだろうかと思いながらの一枚。ﾊﾟｼｬﾘ



私たち人間よりも、地べたに目線が近いこの二匹は、
そんな丸い奴等よりも気になる存在があるようで、
常に目線は斜め45度前方をターゲットロックオン！




目があった相手には容赦なく『撫でやがれ』光線を発射してご満悦のご様子。



その節は大変お世話になったお店の方々、道を行きかう観光者の皆さんありがとうございます。



そうこうしている内に日が翳りだした帰り道。



仲良く並んだ尻3つがなんとも和ませムードで思わず隠し撮り（おい）



「帰り着くまでが遠足です！しっかり歩いて家まで帰りましょう！」
そんな集団遠足の決まり事も彼女には適用できないのが、我が家のお嬢様。
初花がお嬢である所以。



そして初花（女）に激甘い我が家の住人。
犬の癖して空が見えるほどの長い階段を目の前に立ち止まる彼女は一番の策士かもしれない。




もちろん家まで歩いて帰ることは無理なので車での帰り道
道すがら車内でいびきを上げていた二匹は帰った後もご飯を食べる前にもう一寝入り。



子供立場は本当に羨ましい。

ソレを眺める親心(？)は意外と穏やかで楽しいものだとも学ぶ昨今。
また一緒に長いさんぽ行きたいね～



輝が来て気づく事は沢山あります。
ソノ中で面白いのは、二匹を一緒に散歩へ連れ出すと、
出かける度に家に帰ってきてからの仲が近くなっている事。
今まであまり傍へ寄らせなかった初花も、近くへ寄れば「遊ぶのダー」と
手加減なしで初花を狩っていた輝己もこの日を境に
最後の写真の様に寄り添って眠っている姿を撮らせてくれる様になりました。

「一緒に行動」すると言う事が家族(もしくはグループ）として
お互いを理解しあう切っ掛けになっているように感じられます。


今では二匹でユニットを組んで悪行を働くくらいの仲良しっぷりに…。
そのユニット作業はまた後日～